当社は、スイス製 “スルーザープロジェクタイルウィービングマシン” を擁した、
ドビータオルの織工場として設立されました。
大和紡績株式会社より、綿織物の、空調・工場運営管理・糸糊つけのサポートを受け、
吉井タオル創業者、吉井久の思い描いた、早く・楽に・きれいにタオルを織り上げる
タオル工場の実現に向けて歩を進め、昭和の終わりまで業容を拡大してきました。
その間、取引先関係者との縁あって、綿が本来持っている特性を最大に引き出した、
使い心地良く使い勝手の良いタオルづくりに注力し、甘撚りリングコーマ糸使いの、
ドビー織タオル生地をつくる工場として歩んでいます。
2000年以降、ドローイングマシン・見本整経機・1本糊つけ機械を順次導入し、
多品種極小量対応するとともに、タオル織機で織れる様々な布づくりを行ない、
美容理容エステをはじめとする、プロユース向けのタオルづくりを進めています。
これからも、良質で本物と評価されるタオルを、いるときにいるだけつくることを
追求し、環境に配慮した中で、日々の生活にかかせないタオルをつくる工場としての
魅力を高めていきます。